1996年、友人のラテンコンガ奏者に関わる事が仕事の8割を占めていました。それに参加する上で1番辛く困ったのが衣装の着用でして、赤ジャケ、フリフリ、蝶ネクタイ、被り物等など.....親しき知人が見ているわけでもないのに、ひたすら照れくさかったです。そのような日々の中で一度だけ顔にドーランを塗られてしまった事がありました。歌番組「HeyHeyHey」に出演した時の事です。嫌だー!!と脱走を試みようとしましたが、ヘアメイキャッパーにとっ捕まってしまい本番直前に塗られてしまいました。話、脱線しますが、その出演はJAZZプレイヤー仲間には、かなり不評だったようです。どーでも良い事ですけど。
僕ね、二十代でカンカン帽、アロハに首飾り、ナイトクラブのユニホーム。三十代で前出のラテンミュージックに纏わる服装をして、三十代半ばで二度とそういうカッコはしないって誓ったのです。いったい何に誓ったのか?解らないのですが。右に習えのファッションなんてヤンピコンピだ!これからは全てを自分できめてやるぜぃ!!なんてね。
僕の音楽におけるプレイスタイルは唯一無二です。だーれの事もマネもしてないし、かつ誰も真似することが出来ません。よって、ファッションもそれに準ずるものにしたくあり、現在、試行錯誤している最中です。
ぬいぐるみこそ着たことないけど、いくらギャラを積まれても、そういうの、拒否します。
NaoyaTakeda