数えるのが嫌になるくらい、楽器を買いました……うわ!?明確に思い出してきた、駄目だ!思い出したら嘔吐すること確実です。総額どれくらいになるのか?絶対に考えたくない、知りたくないです。
手に入れて、1番嬉しかった楽器……かんぱつ入れずに言えます。中学2年生時に得たエレキギター、外も暗くなり友達との遊びも終え自転車で帰宅の途中、前方に下校時の姉を確認、謎の荷物を左脇に抱えて重そうに歩いてるので声をかけると「ハイ、あなたの!!」と渡されたものがグヤトーンのストラトキャスターだったのです。その後をまったく覚えていないのですが、とにかく女の子にも感じた事のないくらいの興奮状態に陥ったに違いありません。母が12000円を出資してくれて、姉の学友のバンドボーイから譲って貰った……というこってす!俺、純粋でした!!
その日から何かに取り憑かれたように弾きまくりましたね。インチキから始まって、コードの存在を知ってレコードコピーを始めて、段々まともな内容にしていきました。教則本は使わなかったです。その後、ピアノに関してはバイエル、ハノン等を弾きましたが、ヴィブラフォンも教材を使った事がありません。
雑草魂の音楽スキル習得であったわけですが、不思議とクラシック音楽へのコンプレックスは今を持ってありません。自分をポピュラーミュージックの申し子だと勝手に思ってもいます。そう、JAZZはポピュラーミュージックなのです、実にカジュアルで楽しい音楽なのです。どうかひとつ、JAZZを難しいと思わないでください。リラックスして感じてください。それこそ半生を終えた僕が抱き続けている聴衆への願いなのです。
NaoyaTakeda
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