2022/11/06

僕の前に現れた偉人(3)

隣の高校に何故か学び舎を共にした事が1度もない友人が数名いた時期がありまして、共有するプラットホーム周辺の喫茶店で落ち合い、語らう事が多々ありました。その中に同じ歳ながら妙に大人びているM君がいたわけです。先にも後にもM君と二人っきりでガチに話したのは1度だけ、ゆえにその時の内容をよく憶えているのです。

M君「俺さぁ、夢精した事がないんだよね.....」

竹田「あ!?センズリおぼえたの、早かったんだぁ。」

M君「それもしたことがないんだよねぇ........」

竹田「....!?.......!?......」

M君「初めて女とやったのが小6だったんだぁ」

竹田「うっ....うっそぉーー!誰と?」

M君「解んないんだよ、爺さんちが寺なんだけど、そこで1人で寝ろって言われたからそうしていてフッと目覚めると女が俺の上に乗ってた……」

竹田「ホントにぃーそれでそれで??」

M君「いや!?それだけなんだけど、中一から彼女がいたからさ」

竹田「つまり、中一からやっていた訳だね」

M君「そう……竹田と同じ中学の◯◯って知ってる?!」

竹田「俺と?……ぁあ、喋ったことないけど知ってるよ」

M君「今その子と付き合ってるんだ」

竹田「……ぇえ!?マジでぇ!!……じゃあ、その子もそれ系なの??真面目そうな子だったよ!!」

M君「…………」

〇〇さんが高校生にして、早くもそういった感じに歩みだしたとは……ビックリしました。M君が性のはけ口として、〇〇さんとつきあっているとは限りませんが!?いや!?その方向性であった事に間違いないでしょう?とにかく、つくづく自分が平凡に生きていると自覚した瞬間でした。

おしまい……

竹田直哉

2 件のコメント:

引っ越しました。

竹田直哉's Lonzatusプレミアム、引っ越しました。 https://takeda708.blogstation.jp/ 申し訳ありませんが、ブックマークの変更お願いします。 NaoyaTakeda